お腹に宿った新しい命と、新しいスタート

お腹に新しい命を授かりました。今年9月に誕生します。
5人の子供を育てた母親を見て育ち、何よりも憧れて望んでいたことなので、ここに報告が出来ることを嬉しく思います。
それと同じ位嬉しかったことは、父親になるデイビッドが一緒に大喜びしてくれて、私の知らない間にちゃんとうちの両親から許しを得て迷わずプロポーズをしてくれたこと。 西洋型　or 　デイビッド型？プロポーズは、凄いです　笑　ハハ
こちらの家族に報告したら勿論大興奮（特にお母さんとおばあちゃん）。
まず妊娠の報告で、お母さんは電話の向こうでジャンプしたようで一瞬電話線がおかしくなり、おばあちゃんはタウンに居て、報告を受けて叫んでいたから、もうジブラルタルの半分には知れたね、と私たちは言っていました。
そのあとデイビッドのお母さんが驚いていたのはデイビッド＝指輪。想像が出来なかったそう。本人も、一瞬a pieace of woodも考えたけどさすがにまずいと思った（ほっ　汗）、ということでデリケートな素敵なものを渡してくれました。
籍を入れるのは恐らく夏ごろ。日本から両親に立会人として来てもらうので父親の夏休みにあわせて。
デイビッドのおばあちゃん的には教会で正式に式を挙げてもらいたいんだろうけど、私がカトリック信者でないことからこちらでは出来ません。だからきっとこっちでは内輪のパーティーだけにして、いづれ日本で正式な式をあげたいねと言っています。
現在ベイビーは7週目に入ったところ。元気です。なぜなら血が出てないから。
というのも、妊娠検査薬で妊娠が発覚したのが2週間前。翌日病院へ行き、予約が取れたのが10日後。日本の友達やネットからの情報を詰め込みすぎていたことに反省したのがその診察の日。
とにかくちゃんと無事にお腹に居てくれていることを確認したくて、エコーの写真を楽しみにしていた。もう6週目後半だったから心音も確認できるんじゃないかとドキドキしていた。
ところがそんなそんな。
先生と椅子に向き合って座り、最後の生理はいつ？じゃあ予定日は9月18日。今までの生理の様子は？つわりの具合は？食生活は？？と、どんどん進んでいく。
え、まずお腹にちゃんと居ることを確認するんじゃないの？とデイビッドに聞いてもらうと、それは10週後以降だよ。No sangre＝Bien!　血が出てない＝大丈夫　だそう。う～ん原始的。
待っていた10日間それを楽しみにしていたからしばらく放心状態に。デイビッドにも、つわりの様子も身体の様子も通常だし大丈夫だよと言われながらも、超音波をするのが当たり前と思っていた私は暫く受け入れられず、高いお金を払って私立の病院に行くことも考えた。
でもその後母親とも話し、母親が1人目を産んだ頃は情報が少なくて自分の感覚が頼りだったのが5人目にかけてどんどん病院側からの情報の方がが多くなっていって変な気分だったと言う。
なるほどなぁ。うん、これはこれで良いかも知れない。超音波で赤ちゃんの様態が変わるわけじゃないんだし、自分の感覚と生命力を信じよう！と、意外とコロッと気分を変えることが出来た。
ってことで2月半ばに色んな血液検査、エコーを見るのは3月に入ってから。
スペインの社会保障制度は素晴らしく出産までぜーんぶタダ！（デイビッド大喜び☆）その代わり
色々時間がかかるんだけど、医療システムは充実しているようだし、このスパニッシュのんびりスタイルを楽しもう。
と、随分長い報告になりましたが、これからこのブログはスペインでの妊娠生活が中心となるでしょう。これからスペインで出産を考えてる方の参考にもなればと思います。